娘はヤマハ音楽教室の幼児科に年中から2年間通い、今はジュニア総合コース(総合コース)へニ年目です。
ジュニア専門コース(J専)への勧誘もありましたが色々考えた結果、総合コースへ通うことにしました。
総合コースに通った結果どうだったか。
総合コースを選んで良かったと感じています
- 幼児科の時グループレッスンが少し物足りないと感じていた
- ジュニア総合コースが気になっている
- 進級に迷っている
こような方のお役に立てればと思います。
この記事では、通っているからこそわかるジュニア総合コースの良かったこと、デメリットも含め解説します。
ジュニア総合コースへ進級して良かった5つのこと
- 個人レッスンの回数が選べる
- グループの仲間から良い刺激をもらえる
- JOCにも出場できた
- 無理なく続けられている
- 親の負担が大きくない
1 個人レッスンの回数が選べる
我が家は個人の回数を月2回(ピアノ専攻)にしています。
この2回のバランスが絶妙に良い。
1回では少ないけど、3回は負担になっていたと思います。
我が家の場合、主としている習い事がヤマハとは別にあります。
そのため日々このような状況になっています。
- 平日は習い事で忙しい
- 習い事がない日は学校で友達と遊んでくるので帰ってくる時間が遅い
- 学校の宿題を終えて習い事へ行くまでの時間に練習する時間が取れないことがある
小学生って忙しいなと感じています。
実はピアノの練習を毎日するのが難しい現状です
1回のレッスンの内容
- エクササイズ
- スケール・カデンツ
- レパートリー:2曲~3曲
それぞれレパートリーの曲数など違うと思いますが、1週間で仕上げるのは正直しんどい。
曲の合格基準
- リズムが合っている
- 指番号が合っている
- アーティキュレーションができている
- 右手・左手の音のバランスよく弾けている
- 音の粒が揃っている
我が家の場合、最低限これをクリアできないと合格させてもらえません。(合格基準は個々により違います)
個人レッスンの際には、前回の指摘を直すようにしていますが、月2回だと隔週になることが多いので、2週間で仕上げれば良いので余裕が生まれてます。
ちなみに練習時間はというと
練習時間
- 平日:10分〜30分
- 休日:30分〜2時間
毎日練習できないことが多いので、土日の休日にたくさんやって調整することが多いです。
特に新しい曲の譜読みがある場合、練習時間がかかりますね。
幼児科のレッスンの時とは違い個人レッスンをするようになりピアノは格段に上達しました
子供のグループは4名
個人レッスンは現状このような感じです。
- 3名が月2回
- 1名が月1回
2 グループの仲間から良い刺激をもらえる
グループレッスンの良い点は幼児科を経験している方はご存じかと思います。
グループレッスンの良い点
- アンサンブルが楽しい
- 学校以外(園以外)にも友達がいる
- 個々のアレンジから色んな感性を感じることができる
- グループの仲間たちと切磋琢磨できる
子供のグループレッスンでは、レパートリーを1曲だけ見てもらえる時間があります。
そのためそれぞれの個人レッスンの進み具合が分かります。
これにより刺激を受けて練習を頑張ろうという気持ちになっています。
もし個人レッスンのみであったら、練習もさほどしなかったのではないかと思います。
子供のグループは頑張り屋さんが多いので
「みんな頑張っているから私も頑張ろう」
と子供のモチベーションを上がっているのはみていて感じているところです。
3 JOCにも出場できた
JOC(ジュニアオリジナルコンサート)に出るつもりはなかったのですが、先生からお誘いを受けたことをきっかけに出場しました。
JOCとは簡単にいうと自分で作曲し演奏するコンサートのことです。
J専の中で特に力を入れているところだと思っています。
その日のプログラムのみでの判断となりますが参加して感じたことがあります。
- 各ステージの出場人数は20名前後(4部構成)
- J専の出場数は半数以下
- J専の子とそれ以外のコースの子のレベル差をあまり感じなかった
各回出場者のバランスを分けて割り振っていると思います。
J専以外の子たちが少ないのかと思っていましたがそんなことはありませんでした。
そして我が子が出場した回においては素人目線ですが
J専とそれ以外のコースの子のレベル差はあまり感じられませんでした。
個人的に聴いていて良かった曲は総合コースの子の曲。
JOCに出たいのであれば、J専の方が色々と手厚いと思いますが、
J専でなくても多くの子が出場しているのでやる気次第かと思います。
JOCは気になるけれど…
- 子供の負担になりそう
- 毎年でるのは躊躇する
- 子供が作曲に興味を示していない
という場合はJ専でなくても良いのかもしれません。
お子さんが「来年も出る!」と頑張るようなら応援はできるし
「もやりたくない!!」となっても無理にやらせる必要がないところは良いところかと思います。
4 無理なく続けられている
現時点で、グループの練習量は少なくて済んでいます。
これは本来はだめなのかもしれませんが…。
グループの曲はレッスン中に弾くだけでこなすことができているので練習時間はあまりとらずに済んでいます。
そのため自分だけが出来てつまらないという状況にもなっていません。
幼児科の時は、少し物足りないかなと感じる場面もありましたが、現状は個人の練習曲もあるため練習量は明らかに幼児科よりは増えています。
また個人のテキストも全曲終わってしまいそうになると、先生から外部のコンクールの誘いを受けたりします。
コンクールに出場してると総合コースでも忙しく感じることもありますが、必須ではないので子どものできる範囲でやっています。
J専に進んでたらコンクールに出る余裕はなかったな
コンクールへの出場は総合コースの場合、出る人は少ないようです。テキストの進み具合によるのかなという印象を受けました。
総合コースは、グループのレベルと個人のレベルによることろもあるかと思いますが
余裕のあるレッスンなので楽しく続けられているよ
5 親の負担が大きくない
幼児科を経験された方はいつも隣でレッスンの様子を見ていたかと思いますが、レッスンは子供たちだけになりました。
最初の3か月ほどは見学という形で後ろで見ていました。
今ではアンサンブルが出来たら発表という形で聞きに行くことがありますが、それ以外はグループレッスンには入っていません。
先述のJOCの際は親の負担が大きく大変だったのでJ専へ進級していたらもっと大変だったのだろうなと想像ができました。
ジュニア総合コースのデメリット
良かったことを紹介しましたが、私の感じるデメリットも紹介します。
個人レッスンの回数の違いによりグループない内レベル差が生じやすい
やはり個人レッスン回数が多い子ほど上達しやすいです。
個人レッスンの回数の差が周りとあると物足りなさや難しさを感じることがあるかもしれません。
またクラスの中でレベル差があるとレッスンがスムーズに進みにくい場面がある可能性も。
ただレベル差が生じても発表会などのアンサンブルのパートはそれぞれのレベルに合わせたパート分けを先生がします。
できる子は両手だったり、ゆったりなペースの子には片手など皆が楽しんでできる工夫はされています。
我が家の場合、実際にアンサンブルの発表会のパートは明らかに他の子より難しくなっていました。
レッスン量も同じであるJ専においてはアンサンブルのレベルもかなり高くなっています。
アンサンブルの発表会で同じ学年のJ専の演奏を聴くとレベルの高さに圧倒されます。
進路選択で後悔しないために
ヤマハにおいて、進路選択は一度しかないため決めるうえで筆者もたくさん悩みました。
- 子供の希望を大切にすること
- その上で何が一番大切なのか考えること
それぞれのお子さんで悩みは違うと思いますが、習い事を行うのはお子さんご自身なのでお子さんが楽しく通えると良いですよね。
楽しいと結果もついてくるものだと思います。