学年習字を始めた我が家。
毛筆の練習をするのに新聞紙引いたり、汚れても良い服に着替えたり、筆や墨汁の後始末を考えると家で墨を使っての練習はハードルが高いなと感じました。
簡単に始めるために水で書ける水習字の存在を知りました。
子どもに習字の練習をさせたい
水習字が気になる
そんな方に水習字についてご紹介します。
水習字に必要なもの
水習字に必要なもの
- 筆
- 半紙(水習字用)
- 硯
- 下じき
- 文鎮
筆
一度墨汁で使った筆は水習字用の半紙に墨の跡が残る可能性があります。
水習字専用の筆を用意するといいですよ。
筆の使いやすさも考慮したかったので我が家が用意したのはこちらの筆。
1800円程。
少し毛が抜けるのが気になりましが、書きやすく、だるま(筆の持ち手の膨らみ部分)があると持つ位置が分かりやすいです。
1200円程度の筆もあります。
半紙(水習字用)
水習字用半紙はいろんな会社で出ています。
私が使用しているのは、呉竹の「水でお習字半紙」
こちらは少し厚みのある紙で子どもが使ってもすぐに破けるようなことはないと思います。
文字色は黒のものを探していたので、私は一枚入を複数枚購入しました。
硯
硯も墨汁が残ってると半紙が汚れる可能性があります。
水習字用の硯を用意するのがおすすめ。
硯ではなくとも水が入れられればプラッチックの容器でも問題ありません。
我が家はダイソーで購入。
筆を整えたり、余分な墨汁をしごき落とす練習もしたかったので硯を用意しました。
下じき
下じきはなくても大丈夫ですがあった方が書きやすいかなと思います。
100均でも購入可能です。
我が家は持っていたものを使っています。
文鎮
文鎮はなくても大丈夫ですが、こちらもあった方が書きやすいと思います。
何か重しになるものを使ってもいいかもしれません。
100均でも購入可能です。
我が家は持っていたものを使っています。
文鎮や下じきも100均で購入できますよ。
水習字の収納方法
100均で購入したB4ファスナーファイルがぴったり。
半紙はB4クリアファイルに入れてからファスナーファイルに入れています。
若干B4クリアファイルの角がファスナーファイルに当たりますが気にならない程度。
立てて収納できる上、必要なものがすべて入ったので気に入っています。
水で書ける習字をやってみた
少しグレーを帯びてる半紙。
数十年ぶりに筆を持ちましたが大人が書いていても楽しくて気づいたら何枚も書いていました。
実際に墨で書いた雰囲気があります。
5枚書いたあと1枚目はまだ乾いていませんでした。
冬場の乾燥した時の使用ですが、ここから2,3分で乾きました。
筆の水分量によっても変わってくると思いますが、子どもがやるには7枚ほどあれば次から次へと使えるのではないかなと思います。
たくさん書いていると最初の方は消えてしまいますね。
止めハネなどの基本練習は何度も書きたいので、水習字はおすすめ。
水習字のメリット
手軽に始められ後片付けが楽
道具を用意して、水さえあればすぐに始められます。
こらなら子供が「やりたい!」と言ってもすぐに始められますね。
片付けも水を捨てて、筆と半紙を乾かすだけなのでとっても簡単。
汚れない
水なので洋服やテーブルが汚れる心配がありません。小さなお子さんがいて汚すからできないと思っている方には安心して始められるのではないでしょうか。
何度も繰り返しできる
乾けば何度も書けるので半紙を用意する必要もなく経済的。
水習字のデメリット
書いた文字が消えてしまう
何度も書けるのがメリットですが、消えてしまうので練習前と後の上達の変化が分かりにくいです。
上達を確かめたい場合は書いたらすぐに写真を撮ると良いでしょう。
乾くと丸みが出る
置き方が良くなかったのか乾いたら丸まっていました。文鎮で押さえれば問題ありません。
ほとんどは軽く丸みがある程度です。
保管時にクリアファイルに挟んでおいたら気にならなくなりました。
乾くのに時間がかかる
すぐに乾くわけではないので、待ち時間なく書きたい場合は5枚以上を用意することをおすすめします。
また重ねておくと乾きにくいので一枚一枚置くと乾きやすいです。
墨で半紙に書くのとは違う
半紙の質感とも違うし、水と墨で実際に書くのとは違ってきます。
本格的に書道をしたい場合は墨や墨汁を用意した方が良いかと思いますが、子どもが練習用として使うには十分なレベルです。
最後に
水で書けるので、墨の汚れを気にすることなく出来る。始めるのにハードルが低くなり練習がしやすいなと感じました。
筆使いの練習にもぴったりです。
これで練習を重ねて実際に墨で月に一度書く。
毛筆練習はこれでやっていこうと思います。